ラットホール・ギャラリーにて荒木経惟さんの「センチメンタルな旅 春の旅」を見ました。私は荒木さんの愛猫チロの大ファンです。一枚一枚ゆっくりゆっくり眺めました。微笑み、涙せずにはいられず、写真っていいなぁと強く思いました。私が熱心に写真を撮るようになったのは写真家である夫のおかげです。それまでは「残す」ということにあまり興味がいかず、シャッターを押すその瞬間よりそのリアルを感じていたいなんていう格好つけた(笑)考えをしておりました。そんな私ですから、「何を撮ればいいの?」という質問からはじまった始末でした。夫は「見たものを撮ればいいんだよ。」と素敵な言葉をくれました。時々、今まで撮った写真を眺めます。良い思い出も忘れたい思い出も甦ってきます。良い事も悪い事も全部私の人生なのだな、っと愛おしく思えます。今夜は購入した写真集をじっくり眺めながら眠ります。昨年の春に亡くなった我が家のトイとチロが雲の上で一緒に遊んでますように。
Jul 9, 2010