ワタリウム美術館にてジョン・ルーリー展を観ました。私にとってのジョン・ルーリーは、やはりジム・ジャームッシュ監督の映画の中での姿が一番印象深く。次に、「ポケベルが鳴らなくて(1993年)」という連続ドラマの撮影中に、高橋克典さんから「真紀ちゃん、今、音楽何聞いてるの?」と質問され「ルー・リードです。」と答えた時に「ああ、ジョン・ルーリー。」と、克典さんがおっしゃいまして(笑)。その時に出て来たジョン・ルーリー!が二番目に印象深いのです。1990年後半、ジョン・ルーリーは難病を患い、音楽、俳優活動を休止。しばらくして、彼は本格的に絵筆を持ったそうです。今回の展示。そこにあるすべての絵から、まるでそれらが生きているかと錯覚するような吐息を感じました。永遠を垣間みました。一つ一つの絵にそれぞれ言葉が添えられています。言葉は時にあるイメージを固めてしまうものですが、その言葉たちはその存在を無限大に広げていくのです。感動しました。ただ、感動しました。
Apr 30, 2010