


東京都庭園美術館にて「ロトチェンコ+ステパーノワ ロシア構成主義のまなざし」という展示を見ました。ロシア革命に前後して芸術の革命を目指したロシア・アヴァンギャルド美術のリーダーであったアレクサンドル・ロトチェンコとその妻ワルワーラ・ステパーノワ。彼らが何を見つめ、何を目指したのか?ふたりの作品170点が紹介されております。彼らは芸術の世界に閉じこもることなく「芸術を生産へ向かわせよ」「芸術を生活と一致させよ」「プロレタリアは未来の創造主である」という当時のスローガンを実践していったそうです。空間構成に建築に日用品のデザインに舞台装置に衣装デザインに本や雑誌の装丁にポスターに・・・本〜当に色々なことをやってらっしゃった!それらの作品は力強く、人々の記憶に残りやすく、注目せずにはいられず、心までも魅了する。音楽的でありユーモアに溢れ、垢抜けております。ロストチェンコの撮った写真がまたお見事。惚れ惚れと見とれてしまいました。煙草をくわえたステパーノワが笑っている写真があるのですが、その写真に首っ丈になりました。ロストチェンコには繊細さ、ステパーノワには男らしさを感じ、そのステパーノワの男らしさは女性の私をニンマリさせたのでした。
Apr 26, 2010