「東京 五つ星の手みやげ」(岸朝子選 東京書籍)という本を頼りに壺屋さんへ。寛永年間(1624~44)創業の老舗であります。壺屋さんは江戸時代、徳川方藩邸が主なお得意だったため明治維新後は、徳川の敵だった官軍に商品を売る事を拒み、店を閉めてしまった。しかし、馴染み客の一人だった勝海舟に「これからは新しい世の中になるのだから、気にしないで店を続けなさい」といわれ再開。店を続けていられるのは勝海舟のおかげとのこと。「五つ星の手みやげ」に書かれていたこのエピソードが気に入り、壺屋さんの壺最中をお使いものに使わせていただくことにしたのです。店内には「神頼みしないで、まず気力で行け」という意味の勝海舟の直筆「神逸気旺」の書が飾られております。その書の力強さにも背中を押され、気力満タンで壺最中を購入。もちろん我が家の分も。皮と餡が同時にとけるのがいい最中だそうで、壺最中、さすがの絶妙なとけ具合でありました。非常に美味しゅうございました。これからたくさん利用させて頂きたくあります。
Apr 24, 2010