


「アートとデザインの街として定着しつつある東京下町の東神田で、この土地らしい文化の企画をしたい。日本の伝統芸能である落語のおもしろさと価値を新しい世代に広げることで、日本文化の理解促進を図りたい。」と、カフェ兼定食屋「フクモリ」をプロデュースするK.K.H.K brand designの代表・小松裕行さんの熱い思いに賛同し、わたくし、僭越ながら立川談春さまに相談させて頂いた所、「そいうことだったら、つまらねーものは、見せられねえ。俺が出る。」と談春さま。その夢のような男気は決して夢ではなく、汗ほとばしる現実として、「フクモリ。落語の日。」が実現したのであります。カフェ内に高座を作り、客席を並べました。その数だいたい75席ほど。通常、1000人規模の大ホールでも談春さんのチケットは非常に取りにくく、75席ほどの客席で立川談春さまを見れるなんてプレミアにも程があるってーもんよ、状態でした。今回は第一回目ということで、この会に賛同してくれそうな方々に直接声をかけさせていただき、チケットを買っていただきました。客席の様子、まるで秘密落語集会のようでありました。談春さまのお弟子さん、立川春太さん、立川こはるさん、そして家元さまのお弟子さんでらっしゃる立川談修さん。そして立川談春さまの登場となりました。談春さまの「紺屋高尾」に胸いっぱい。この会に関わってくださった皆様全員に感謝の気持ちで胸いっぱい。立川談春さまは、お一人で何度も打ち合わせに足を運んでくださり、誰よりもあらゆるところに気を配ってくださいました。その言動ひとつひとつは、落語を愛する思いのほかなにものでもありませんでした。初めてプロデュサーなんていう立場でお手伝いさせていただいたこの「フクモリ。落語の日。」落語を伝えようと始まったものの、伝えるどころか談春さまから学ぶことばかりでありました。学んだことを伝えて行く責任を背負いました。この会に集まってくださったそれぞれの思いが、てくてくと、元気よく、いろいろなところへ歩いていきますように。「フクモリ。落語の日。」今年中にあと3回やる予定です。
Mar 8, 2010